ホテルのルームキーパーのひとりごと

“私はビジネスホテルでルームキーパー(客室清掃)の仕事をしている。都市圏では外国人の方がやっている事が多いようですが、地方というか田舎ではあまり仕事がないため地元に住む若い人なども多くいる。私もその一人だ。この仕事は賃金が安い割に肉体労働で体力的にきつく、常に腰やひざの痛みに悩まされ、精神的にも追い詰められて精神疾患になる人も多い。
私は接客の仕事があわないのと、事務の仕事も必要なスキルや資格がないのでこの仕事をしている。
この仕事をしていて綺麗なお部屋、それなりに汚いお部屋、荒れたお部屋、汚物や嘔吐物が散乱した部屋など様々である。
やりがいのある仕事と言えばそうかもしれないし、どんなお部屋であってもきちんと最後は綺麗なお部屋に掃除して仕上げていく達成感はある。たまにお客様と遭遇することもあるが挨拶をするときちんと返してくださるお客様もいれは無視な方もいて、色々な事情を持った方もいらっしゃったりとドラマを感じることが多々ある。
今はコロナ禍の中で色々感染対策や消毒の徹底など、普段の清掃の業務以外にもたくさんやることが増えて大変ではありますが、コロナが終息してまた前のように自由に旅行や観光が出来るようになったらビジネスホテルも忙しくなってと考えるとちょっと身構えてしまいますが(笑)体力が持つまではもう少しこの仕事頑張ってみたいと思います。

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