老後の資金を考える

老後の資金を考える
公的年金の支給開始年齢が引き上げられ、現在は65歳からの支給となっています。
しかし、公的年金の支給額だけでは生活が十分にできず、特に国民基礎年金の支給額は不十分です。
個人の厚生年金の支給も合わせても、生活費をまかなうには預貯金を減らす必要があります。
そのため、老後の生活資金を年金だけに頼るのは難しく、別の資金が必要とされています。
不動産投資を考える
老後の不安から、不動産投資が盛んに行われています。
しかし、不動産投資はリスクがあり、多額の資金が必要とされるため、始めることに悩む人も多いです。
しかし、実際には少額から始めることができる不動産投資方法も存在します。
以下では、少額の投資で始めることができる不動産投資の方法について解説します。
従来の不動産投資の考え方
従来の不動産投資では、物件を購入してその物件を運用することで利益を得る方法です。
利益を得る方法は大きく2つあります。
一つはインカムゲインで、これは不動産から得られる収入(賃貸料)から利益を得る方法です。
もう一つはキャピタルゲインで、これは不動産の価値が上昇した際に物件を売却して利益を得る方法です。
小額投資とは?
通常、不動産投資にはインカムゲイン(家賃収入)とキャピタルゲイン(売却差額)という2つの利益があります。
しかし、どちらにしてもまず不動産の購入が必要です。
一般的に利益は投資額に比例するため、高額な物件を購入する必要がありますが、少額投資ではある程度の利益を得ることができます。
参考ページ:不動産投資 少額不動産投資とは何?メリット・デメリットを解説!
不動産投資の初心者でも手が出しやすい小額投資
不動産投資には多額の資金とリスクが伴いますが、そのため手が出せない人々も多くいます。
しかし、最初から大きな資金を使うのではなく、小額の投資から始めることで、手の届く範囲から不動産投資を始める方法が考えられます。
小額投資とは、最初に使う資金の額を少なく設定し、その額で不動産を少しずつ購入していくことを指します。
この方法では、高額な不動産の一括購入時に必要な大きな資金を用意する必要はありません。
その代わりに、小額の投資でも可能な不動産を選び、少しずつ投資を進めることができます。
小額投資のメリットは、まず初心者でも手が出しやすいことです。
大きな投資額を用意する必要がないため、初めての不動産投資でもリスクを抑えることができます。
また、小額の投資から始めることで、運用益を利用して徐々に投資額を増やしていくことも可能です。
最初の投資で利益を出せれば、その利益を次の投資に回すことで資金を増やしていくことができます。
ただし、小額投資もリスクを伴います。
投資する不動産の価値が下落した場合や、賃貸収入が期待通りに得られなかった場合には損失が発生する可能性もあります。
そのため、注意深く投資先を選び、リスクを最小限に抑えることが重要です。
したがって、不動産投資に興味があっても手が出せない人々にとって、小額投資が一つの選択肢となります。
少ない資金から始めることで、リスクを抑えながら不動産投資の経験を積み、徐々に投資額を増やしていくことが可能です。